THE TANGOデイレクターの楠です。
コンセプトページにも書いておりますが私は18歳から湘南でサーフィンを始め、国内・海外とサーフィンを通じて多くの自然や風土を体感してきました。そして30歳を前に地元「京都・丹後」に戻り、サーフィンを通じて他にはない自分の生まれ育った土地「丹後」の美しさに魅了されていきました。
そこで海から見た丹後の深淵ある文化を伝えたい。そんな想いでこの「THE TANGO」を立ち上げます。
という事で、コンセプトムービーにはもちろんここ丹後のサーフシーンを中心に撮影したいと思い、VIMEO(動画サイト)の様々なサーフムービーをチェックしていたところ、今までにない視点と臨場感溢れるサーフムービーに出会いました。
そのクリエーターの名前は小野直樹氏。日本でも数少ない空撮と陸撮の二刀流をこなすフィルマーです。(出会ってから聞いたのですがなんとキャノンにスポンサーされているそうです。) しかもまだ27歳、今後の活躍が楽しみです。
ONO NAOKI
という事で、ダメ元でコンタクトを取りこちらの熱意を伝えた所、とても興味があると快く撮影を受け入れてくれました。改めてインターネットがここまで普及したからこそ、このように直接コンタクトが取れると感じました。もう場所は関係ない時代ですね。
そこで善は急げという事で、忙しいスケジュールを割いて丹後まで1泊2日で視察に来ていただき、ロケの打ち合わせと互いの感覚のすり合わせをさせていただきました。そこでサーフシーンはやはりプロのライディング撮影がしたいと伝えると、小野さんが「湯川正人プロはどうですか?」との打診が。もちろん私も知っており、(湯川プロのスポンサーウエットスーツがO’NEIILで、自分もO’NEIILウエットスーツを愛用しカタログをよく見ていることもあり)サーフィンのスタイルもかっこよくスタイリッシュでTHE TANGOのイメージにぴったりという事でぜひという事でお願いしました。
小野さんと湯川プロは一緒にタッグを組んで、HIGH BRAINという様々な視点から様々な映像を観ることにより脳を刺激し、興奮するような作品を創り出す動画を作成されています。(自分もその動画を見てコンタクトを取ったことは言うまでもないですが。
そして2週間後に小野さんから連絡があり明後日くらいに自分と湯川プロのスケジュールが合うので、撮影に行きますよ〜。と。そこですぐに気象情報と波伝説(インターネットで見れる波情報)で週間波情報をみると、なんとちょうどその日は冬型の気圧配置が一旦緩み、サーフィンにはもってこいの良い波ではないですか〜〜。とすぐさま波が良い(撮影にも最高)の事を伝え、撮影クルーに東京から来丹していただきました。
早速その夜は、丹後・網野町にある守源旅館で食の撮影と打ち合わせを兼ねて一緒に夕食を共にしました。
そしてDAY1撮影当日の波
こんな感じで、湯川プロも本領発揮です。
やはりプロサーファーはうまいし、ライディングは美しいし、一緒に海に入って見とれてしまいました(笑
いつも入っているこの八丁浜の同じ波で、こんな事ができるのかと。
もちろんドローンでの撮影も
午後からは私は仕事の商談が入っていたのでここで一旦撮影から離れましたがそのあと撮影クルーは琴引浜に移動し、ここではチューブ(波が崩れている中に入ってライディングをする事)もメイクし湯川プロも大満足のようでした。
そして撮影はDAY2に続きます。
次の日は日本海の洗礼を・・・
次回のレポートをお楽しみに
Please look forward to the next report.