こんにちは。NPO法人TEAM旦波の濱田祐太と申します。
僕は与謝野町の岩滝出身で、高校は宮津の京都暁星高校に通っていました。現在は、21歳で関西学院大学の学生をしながら、丹後地域で事業に取り組んでいます。具体的に言うと、大学生向けのインターンシップ事業や都市部人材と地域企業をつなぐような事業やウェブメディア事業もやっています。
濱田 裕太さん
・ふるさと丹後に貢献したい。
自然が豊かで、海産物も豊か、そして面白い人がいることが丹後地域の魅力だと思っています。そして、何よりも丹後地域の魅力と言えるのは、「郷土愛」の強いということなのではないか?と思っています。
実際に、「丹後に貢献したい」「丹後を盛り上げたい」と思い行動する人たちが地域にも地域外にも多いのが特徴です。ちなみに私が所属するNPO法人TEAM旦波は、東京在住の丹後出身者によって設立されました。「ふるさと丹後を離れても、丹後に貢献したい。関わりたい」という思いから始まりました。
ふるさとを離れてもふるさとのために行動する人たちがいる地域というのは、非常に珍しいのではないかと思っています。
・活動を始めたきっかけとは?
僕は、元々勉強もスポーツもできないのび太君のような少年でした。
ほんと何やっても上手く行かなかったんですが、高校生の時に地域でボランティアをはじめました。そこで地域の方々に、「お前若いのに頑張ってるな」「これからの地域を頼むぞ」って言ってもらうことがありました。それは自分にとっては、「初めて受け入れられた場所」だったので、これからは地域に何かできることをしていきたい と思うようになりました。
少年野球時代
そこから、地域のことを調べるようになって、今、日本では人口減少社会に突入していて、これから色んな自治体が消滅していくというのを「増田レポート」を読んで知りました。そこから、地域に何ができるか?というのを考えて政治家になろうと思って大学は法学部に進学しました。
大学に入ってからは、政治や地方自治を学びながら政治家のインターンシップに参加していました。そこで目の当たりにした地方自治の現場を見て、「制度やルールを変えるには、前例があるかどうか」が非常に大事だと思いました。そのために、まずは自分で事例を作っていこうと思い自分でプロジェクトを動かすようになりました。
・今どんなことに力をいれているのか?
自分で何かをしようと思って始めたのが、大学生向けのインターンシップの事業です。その事業を進めていく中で、地域の企業において、マネジメントや、広報、webの業務を行うような人材が不足しているという現状を目の当たりにしました。大学生のインターンシップだけでは、できることは限られているなと考えていたところ、インターンシップに参加した大学生から、「都会で働きながら、地元で働けたらいいのに」という声を聞きました。
そこから、都市部にいるスキルと経験、そして意欲のある社会人と想いのある地域の会社を「副業・兼業」でマッチングするプロジェクトをはじめました。
現在は、全国約10団体のNPOやまちづくり会社と一緒に、「ふるさと兼業」というサイトを運営しています。
・副業・兼業のマッチングが地域企業に新たな可能性を産み出す
今、行っている副業・兼業で都市部人材と地域企業をマッチングする事業は、人口減少をしていく地域においては、新たな可能性を産み出すと考えています。
副業・兼業で働くことができるからこそ、フルタイムでは雇用できないような人を受け入れることができると思っています。現に、この事業には、都市部の上場企業で働いてらっしゃる方や、フリーランスでweb等のお仕事をされてる方などがエントリーしてくださっています。これまでの既存の枠組みでは、出会えない人材と地域企業をマッチングすることが地域企業の経営革新につなげていくと考えています。
特に、地場産業の中でも丹後ちりめんというのは、注力していきたい分野でもあります。
現在、クスカ株式会社で「副業・兼業」でwebプランナーの募集を行っています。
首都圏や関西圏在住で、本案件に興味ある人は是非エントリーください!
https://furusatokengyo.jp/project/kansai/kyoto/p455/
濱田祐太
1996年生まれ。京都府与謝野町出身。高校生のときから、「地域活性化」に興味を持ち、大学入学後、丹後地域で大学生と地域企業をつなぐインターンシップ事業に従事する。現在は、都市部の人材と地域企業の複業マッチング事業を立ち上げ、地域に可能性を産み出す選択肢を創ることに注力している。
■infomation
NPO法人TEAM旦波
京丹後市峰山町杉谷319番地
info@team-taniwa.com