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腕利きの大工でもあり、丹後の海をフィールドに釣り・素潜り・サーフィンとアクティブに暮らすIsamu Yoshioka。そんな彼が「海辺から見る丹後」を通じて次のライフステージに挑戦する。 Introducing the ever active Isamu Yoshioka, deep-sea fisher, free diver, surfer, and master carpenter. He’s set to tackle the next stage in his life: “Tango: Living with the Sea.”

(Isamu Yoshioka 写真は開発中のルアーにヒットした大型のキジハタです。)

 

THE TANGOをご覧の皆様、はじめまして(^^♪ 丹後を自分たちの肌で感じ、目で見た美しさをより多くの方に伝え、共感して、そして行動してほしい!をコンセプトに2007年からここ丹後で活動をしているTEAM丹険隊&丹見隊のメンバーです。

今回ディレクター楠より、「丹後の海・釣り等」に関するコラムを書くように依頼を受け、うれしい反面、自分の思いをうまく文章で伝えられるかと言う不安もありますが、あまり頑張らないで、自分流にはんなり~ぼちぼち書いて行こうと思っていますんで、どうかお付き合いください。

 

さて、題名に書きました「海から見る丹後」ですが、上の写真でも伝わると思うのですが、私のいくつかある仕事のひとつが漁師です。漁師と言いましても、定置網で魚を取ったり、大きな船で網を引きカニや、魚を取ったりするような大規模なものではなく、写真のようなロッドを使って魚を釣ったり、ウェットスーツに身を包み水中でサザエやアワビを取ると言った、小さな船と、釣り竿があれば誰でも始められる可能性がある一本釣漁師です。
そもそも趣味のルアーフィッシングが高じて漁師になった私は、今まで感じる事の無かった漁村・漁港に流れる目には見えないのんびりした空気感や、船の上で聞こえてくるのは波の音、風の音、海鳥の鳴き声、そして極上の朝焼けや、一日の終わりをゆっくりと知らせてくれる太陽が傾き、西の空が赤く染まり日没。

日が沈んでから数分間しか見られないオレンジや、紫、青と言ったグラデーションな西の空や、雲など、日々日常のほんの一瞬だけど、考えてみればその一秒・一分・一瞬すべてが極上の時間に包まれながら暮らし、生かされているのだと気が付きました。


(丹後半島の先端間人(たいざ)にある城島公園)

 

丹後に気が付かされた、自分の生き方について

私の私情で(汗)こんなところで書く事ではないかもしれないですが、今後コラムを続ける為に注目してほしい事があります。・・・3月20日今日現在、私の主軸となる本職は漁師だけです・・・先月20年務めた建設会社を辞めました。現在無職です。

高校卒業して専門学校で建築を学び、地元の工務店で大工をしながら漁師をしていました。

この四月からは漁師・遊漁船・建築大工として起業します。上で書いたような日々日常の中で、「いちどきりの人生」と言う言葉が自分の中でずっと引っかかっていて、会社にとって自分は居なくてはならない存在であるとか、社会の歯車であるとか使命感的に働いていた部分で、一度きりの人生なのに、働いた対価として貰うお金だけの為に人生終わっていいのか?

誰でもそんな葛藤はあると思います。ただその葛藤を行動に移し、周りの迷惑も、家族の心配も押し切り、40歳からの残りの人生をこの様に生きると決めたのです。

 

「いちどきりの人生!自分の好きなことを仕事にして楽しんで生きる」

ここスタートラインに立つにはいくつもの超えななければならない壁があった!

自分との葛藤 安定した収入のある中で、妻や子供に不安を与えるのは精神的プレッシャーも大きいし、下手したら全てを失うことも考えたが、自分を信じている以上ここにあまり時間は掛らなかった。

妻を説得 しっかりしたプレゼンを繰り返し、金銭的な話や、子供の事、第一前提に、やりたい事をはっきり伝え、それが家族を第一に考えている事だと妻には伝えた。

周りを説得 会社にすれば貴重な人材・職人を失うことになるのだが、高齢な親方は私の独り立ちを快く受け入れ、応援してくれた。

自分を信じ、家族や会社、親せきや友人たちを巻き込んで自分がやると決めた起業!

 

まだまだスタート前です。あくまでも理想を突きつけ、説得していざ!スタートしてもいきなり壁にぶつかるかもしれません。失敗もするでしょう。そんな時に考え込み落ち込むのではなく、成功する為に恐れずにチャレンジした証拠と後悔せずに、自分の前に次々現れるであろう人生の壁を楽しみたいと思っています。

成功するイメージを持ち続け、チャレンジして、自分が楽しく働いていれば、どんな道も良い方に進んでいくと信じています。

そう決めた以上一番大切にしなきゃならない家族を守る大黒柱として4月からは頑張っていきますので、今後の私の自分の人生をかけた(^^♪生きざまには、ほっとけない不安部分が満載なので見守ってやって下さい。


(小間漁港の風景 水面に映りこむ景色が美しいです。)

 

Isamu Yoshioka
京丹後市・間人(たいざ)出身。丹後の海をフィールドに、釣り・素潜り・サーフィンを楽しみどれも一流の腕前。特にサーフィンは編集長の楠が20代の頃、丹後の海で彼のバックサイドサーフィンを見て一目惚れしたほどです(笑。4月からは遊漁船「丹険丸」を出航させ、海を通じ新たなライフステージを楽しむ。そんな経験豊富な彼がサポートするプライベートフィッシングなんて考えただけで贅沢ですね。

INFORMATION

名称
海遊船「丹険丸」
Name
Tankenmaru
住所
丹後半島・間人(たいざ)
Address
Tango,taiza
URL
https://tankenmaru.jimdo.com
Url
https://tankenmaru.jimdo.com
名称 Name
海遊船「丹険丸」 Tankenmaru
住所 Address
丹後半島・間人(たいざ) Tango,taiza
URL Url
https://tankenmaru.jimdo.com https://tankenmaru.jimdo.com